登場人物

キングダム ネタバレ 王翦(おうせん)

秦王政の11年に歴史書に初めて登場。楊端和と共に鄴を攻め、陥落させた。これより、政に目をかけられていたが、老年になってからは重用されなかった。 最後の国、楚を攻めるに当たり、政から各将軍へ見立てを聞かれた際に、王翦(おうせん)は「兵60万必要」と慎重な意見を述べた。 それに対し、若い将軍・李信の「兵20万で十分」という勇猛に聞こえる意見を採用し、楚を攻めさせた。 ここで王翦(おうせん)は自ら引退を申し出て隠居した。 しかし、楚へ侵攻した李信は、楚軍の奇襲を受け大敗。楚軍はその勢いのままに秦へ向けて進軍し、楚の平定どころか秦が滅亡しかねない程の危機となった。 政は楚を止められるのは王翦(おうせん)しかいないと判断し、王翦(おうせん)の城を訪ねて将軍の任を与え、王翦(おうせん)が先に述べた通り60万の兵を与える。 これは秦の全軍であり、反乱を起こすこともできる数だった。そのため、臣下には疑いを抱く者もいるほどだった。 王翦(おうせん)は、楚軍の迎撃に出るが、政自ら見送った席のみならず、行軍の途中ですら、勝利後の褒美は何がいいか、一族の今後の安泰は確かかなどを問う使者を政に毎日送った。 そし […]